★Hase_Bさんからお借りして読んだ本を紹介します


15,000冊以上の蔵書があるHase_Bさん

警察小説中心ですがまだまだ読み倒します(^_-)-☆

読書ページ


177冊目以前の本はクリック


読者管理官ふじふじ…220冊目
¨ガラパゴス(上)¨相場英雄(著)

自殺で処理されていた事件がある刑事により殺人だったと判明!…。そこから捜査していくうちに…エコカーのカラクリ、燃費の改竄、非正規雇用労働者実体、ブラック企業の居酒屋チェーン等のまさに現在の問題…社会が生み出した負の遺産が生々しく…下巻が楽しみです。

 


読者管理官ふじふじ…219冊目
¨鹿の王 (生き残った者)上巻¨上橋菜穂子(著)

この本は昨年の本屋大賞第一位の作品で、積ん読状態でしたが、NHKで放送され、面白かった「精霊の守り人」の原作者やよ!と愛妻が教えてくれてたのがきっかけで読み始めました!

冒険小説に医学の発展を学び、民族紛争に細菌兵器?下巻が楽しみです。

ちなみに¨精霊の守り人¨のシーズン2は来年1月にNHKで放送予定!

 


読書管理官読破…218冊目
¨リバース¨相場英雄(著)

内容(「BOOK」データベースより)
警視庁捜査二課から所轄に異動した西澤は、書店で万引きをした老婦人を取調べた。身なりもよく教養溢れる彼女は、なぜ万引きをしたのか。そこには、深い事情があった…。大震災と原発事故。そして、「福島にはカネが埋まっている」と嘯く詐欺師が仕掛ける被災地支援詐欺―。最も卑劣だと言っていい犯罪を、心熱き警察官が暴く社会派長編警察小説。

人の弱味につけこんだ詐欺から最大級の贈収賄事件に…。一気に読めます!

 


217冊目   浜田文人(著)
〃禁忌taboo〃

(「BOOK」データベースより)...
元刑事でいまは人材派遣会社SLNの調査員として働く星村真一。彼はある日、社長から交渉役を頼まれる。銀座のクラブへ派遣した女性が自殺し、クラブ側から損害賠償を要求されているという…。なぜ女の遺体から覚醒剤反応が出たのか。なぜ自身が接触したホステスは射殺されたのか。夜の蝶が抱える「愛と悲しみ」を炙り出した星村は、生き地獄に堕ちた孤独な女の、魂の叫びを聞く―。

期待外れでした。


216冊目    誉田哲也(著)
〃インデックス〃

(「BOOK」データベースより)
池袋署強行犯捜査係担当係長・姫川玲子。所轄に異動したことで、扱う事件の幅は拡がった。行方不明の暴力団関係者。巧妙に正体を隠す詐欺犯。売春疑惑。路上での刺殺事件…。終わることのない事件捜査の日々のなか、玲子は、本部復帰のチャンスを掴む。気になるのは、あの頃の仲間たちのうち、誰を引っ張り上げられるのか―。
短編集がちょっとね
姫川班復活ですが、メンバーがね。菊田が戻ってはきたが…長編が読みたい


212冊目 ”深山(みやま)の桜 ”神家正成(著)    
おすすめ度 ★★★★★(5)
内容(「BOOK」データベースより)
日本から約一万二千キロ、アフリカ大陸。国際連合南スーダン派遣団の第五次派遣施設隊内では、盗難事件が相次いでいた。定年間近の自衛官・亀尾准陸尉と杉村陸士長が調査に乗り出すが、さらに不可解な事件が連続して発生する。謎の脅迫状、そして小銃弾の紛失。相次ぐ事件は何を意味するのか。日本から特別派遣されてきた警務科のちょっとオネエなキレ者・植木一等陸尉も調査に加わり、連続事件の謎に挑む!2015年第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作。
南スーダン国際平和協力業務(PKO)に自衛隊を派遣した(本当の話)。その自衛隊の日常を前半でしっかり説明しています。作者は自衛隊出身でリアリティーがあります。
現在、安保法案に反対しているデモが各地で起こっていますが・・PKO法案で派遣された自衛隊員は果たして今の法律の中で満足に任務を遂行できるのか?今回の法案改正でPKO関連の中の「かけつけ警護」を出来るようにしないと、スーダンの民間人の子供たちが反乱軍に銃撃されようと施設内から出られないばかりか助けることも出来ない。総理が「ここは戦闘地域ではない!」というがPKO派遣地域はすべて戦闘地域である。戦争反対のデモには賛成であるが、自衛隊を派遣するのであれば・・・自衛隊員がその能力を最大限に発揮できるよう法の改正が必要ではないだろうか?それが出来ないのであれば、何を言われようが派遣すべきではないと思います。
自衛隊員のジレンマを!国のために命を捧げる覚悟を!わけのわかない法律の中で派遣されている事実を!
この本と以前紹介した”土漠の花”を是非、この機会に読むと良いと思います。
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南スーダン国際平和協力業務(PKO)防衛省・自衛隊のHPより
南部スーダン独立前は、スーダン政府(イスラム教・アラブ系)とスーダン人民解放運動・軍(キリスト教・アフリカ系)の対立が長年にわたり継続しており、犠牲者の数は約200万人とも言われている。2005年1月、両者はCPA(南北包括和平合意)に署名し、紛争は終結した。同年3月、CPA履行支援等を任務とする国連スーダン・ミッション(UNMIS)が設立され、我が国は2008年10月以降、UNMIS司令部要員として自衛官2名を派遣していた。2011年1月、UNMISの支援も受けて、南部スーダン住民投票を実施した結果、有効投票総数の約99%が南部スーダンのスーダンからの分離を支持。同年2月、スーダン政府はこの結果を受け入れた。
2011年7月9日の南スーダン独立に伴い、UNMISがその任務を終了する一方、平和と安全の定着および南スーダンの発展のための環境構築支援等を目的として、国際連合南スーダン共和国ミッション(UNMISS)が設立された。我が国は、国連事務総長からの協力要請に基づき、同年11月に司令部要員を派遣し、また2012年1月より施設部隊等を順次派遣した。派遣部隊は、自衛隊の得意分野を活かしたインフラ整備などにより、南スーダンの自立的発展に寄与することが期待されており、国連施設の整備や道路補修、国際機関の敷地整備等の施設活動を実施する中で、ODAやNGO等とも連携している。南部スーダン独立前は、スーダン政府(イスラム教・アラブ系)とスーダン人民解放運動・軍(キリスト教・アフリカ系)の対立が長年にわたり継続しており、犠牲者の数は約200万人とも言われている。2005年1月、両者はCPA(南北包括和平合意)に署名し、紛争は終結した。同年3月、CPA履行支援等を任務とする国連スーダン・ミッション(UNMIS)が設立され、我が国は2008年10月以降、UNMIS司令部要員として自衛官2名を派遣していた。2011年1月、UNMISの支援も受けて、南部スーダン住民投票を実施した結果、有効投票総数の約99%が南部スーダンのスーダンからの分離を支持。同年2月、スーダン政府はこの結果を受け入れた。
2011年7月9日の南スーダン独立に伴い、UNMISがその任務を終了する一方、平和と安全の定着および南スーダンの発展のための環境構築支援等を目的として、国際連合南スーダン共和国ミッション(UNMISS)が設立された。我が国は、国連事務総長からの協力要請に基づき、同年11月に司令部要員を派遣し、また2012年1月より施設部隊等を順次派遣した。派遣部隊は、自衛隊の得意分野を活かしたインフラ整備などにより、南スーダンの自立的発展に寄与することが期待されており、国連施設の整備や道路補修、国際機関の敷地整備等の施設活動を実施する中で、ODAやNGO等とも連携している。
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現在読んでいる本 <”朽ちないサクラ”>柚月 裕子 (著)


211冊目 ”偽装 越境捜査 ”笹本稜平(著)

内容(「BOOK」データベースより)
横浜で起きた殺人事件。被害者は、警視庁捜査一課の鷺沼が追っていた男だった。捜査の末、見えてきたのは、一代で財を築いた強力な会長が君臨する大企業の影。シリーズ史上、最も狡猾で大胆な犯罪を前に、警察は、異例の捜査に踏み切った。二人の一匹狼が巨悪を斃す警察小説!

読み応えあります。会話を楽しみましょう。親族も親子も自分の財を脅かす者は排除する!警察とも裏取引をする。こんな極悪人は実際にいるんんだろうな・・。

現在読んでいる本 <”深山(みやま)の桜”>神家正成(著)


210冊目 ”司法記者  ”由良秀之(著)
内容(「BOOK」データベースより)
「最強の捜査機関」特捜部所属となり、建設汚職捜査に没頭する検事・織田。だが恫喝と暴力による取り調べやマスコミ癒着を知り、憧れの組織の実態に失望する。捜査から外れた矢先、女性司法記者の殺人事件が発生。織田は検事の直感から、単独捜査を決意した。元特捜弁護士がこの国の「正義」の暗部を暴く!
検察もっと言えば特捜部の闇の部分を糾弾する検事・織田!
こんなことがまかり通っているのか?この話が事実なら・・美濃加茂市市長に対する検察の取り調べ過程での「美濃加茂市を焼け野原にしてやる」「この若造が!!」という恫喝に匹敵する特捜部の取り調べである。
美濃加茂市市長に是非読んで欲しい作品?冤罪がどういうふうにに作られていくか!これが権力の闇です。
現在読んでいる本 <”偽装 越境捜査”>笹本稜平(著)


209冊目 ”水の中の犬  ”木内一裕(著)

内容(「BOOK」データベースより)
探偵の元にやってきた一人の女性の望みは恋人の弟が「死ぬこと」。誰かが死ななければ解決しない問題は確かにある。だがそれは願えば叶うものではなかった。追いつめられた女性を救うため、解決しようのない依頼を引き受けた探偵を襲う連鎖する悪意と暴力。それらはやがて自身の封印された記憶を解き放つ。

久しぶりの探偵ハードボイルド!凄いです。お薦めです。でも、結構・・死人が出ます(T_T)
ハードボイルドですから、仕方ありません。

現在読んでいる本 <”司法記者”>由良秀之(著)


208冊目 ”猟犬の歌  ”三宅 彰(著)        
内容(「BOOK」データベースより)
遺体に残された傷跡は何の暗号なのか?深い闇を抱えた殺人鬼を一匹狼の刑事が追う!
サイコキラー?猟奇的殺人?中盤まではなんなんだ的に・・
中盤以降は、え~そういう展開?実際の事件の背景を織り交ぜながら・・
人間の悲しい運命が待ち受けます。
現在読んでいる本 <”水の中の犬  ”>木内一裕(著)


207冊目 ”警視庁FC”  今野 敏(著)

内容(「BOOK」データベースより)
信頼喪失であせる警視庁が考え出した特命グループ、警視庁FC。彼らの使命は、映画やドラマの撮影に便宜をはること。マル暴の刑事、ミニパトの女性警官、交機の白バイ隊員が集められ、憧れの業界仕事にとりくんだが―。いきなり、助監督殺人事件が発生。二転三転のとんでもない展開の警察小説が始まる!!
今野さんの作品としては・・いまいち?かな。
刑事のキャラクターも中途半端?かな。
ドンデン返しのドンデン返しを期待してましたが・・・
現在読んでいる本 <”猟犬の歌 ”>三宅 彰(著)


206冊目 ”ファイヤーボール生活安全課0係 ” 富樫倫太郎(著)         

内容(「BOOK」データベースより)
所轄の窓際部署にやってきたキャリア警察官・小早川冬彦。マイペースな変人だが心の裏を読み取るスペシャリストだった…!「SRO」シリーズの著者が描く新たなる警察小説ここに誕生!
凄いのか?凄くないのか?わからない・・小早川冬彦!
プロファイリングの達人・・勇み足も少しあるが、反省の色無し( 一一)小さな事件?を解決しつつ、放火事件に警察内部スパイ(情報漏えい)を解決します。続篇か?TV化してほしい。


現在読んでいる本 <”警視庁FC ”> 今野 敏(著)


205冊目 ”翳りゆく夏 ”赤井三尋(著)         
内容(「BOOK」データベースより)
20年前の誘拐事件に“封印されていた真実”
過去と現在、親と子、罪と罰……。
さまざまな要素が複雑に絡み合う、社会派ミステリーの傑作。
誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに“封印されていた真実”をつきとめる。WOWOWドラマで映像化されましたが・・大変面白い小説です。本当の事件を見ているようです。


現在読んでいる本 <”ファイヤーボール 生活安全課0係”>富樫倫太郎(著)


204冊目 ”マル暴甘糟  ”今野 敏(著)        
内容(「BOOK」データベースより)
史上最弱?の刑事登場!撲殺事件の裏にあるのは暴力団の抗争か、半グレの怨恨か―弱気な刑事の活躍ぶりに笑って泣ける、著者会心作!
こんな刑事おらんやろ(ToT)/~~~でも、核心をついてくる頭の良さはあなどれません。さすが今野作品です。周りの刑事・やくざ・半グレ・・個性豊かで良いです。


現在読んでいる本 <”翳りゆく夏”>赤井三尋(著) 


203冊目 ”刑事の約束 ”薬丸 岳(著)            
内容(「BOOK」データベースより)
昏睡状態の娘を持つ東池袋署の刑事・夏目信人。独自のまなざしで手がかりを見つめ、数々の事件を鮮やかに解いていく。夏目が対するのは5つの謎。抜き差しならない状況に追い込まれた犯人たちの心を見つめる夏目が、最後にした“約束”とは。日本推理作家協会賞短編部門候補作「不惑」収録!いまも近くで起きているかもしれない、しかし誰も書いたことのない事件を取り上げ、圧巻の筆致で畳み掛ける、乱歩賞作家のミステリー!
「無縁」「不惑」「被疑者死亡」「終の住処」「刑事の約束」の五編。
すべて素晴らしい・・夏目刑事は素晴らしい・・泣けます!
現在読んでいる本 <”マル暴甘糟”>今野 敏(著)


202冊目 ”雨に泣いてる ”真山仁(著)   

3月11日、宮城県沖を震源地とする巨大地震が発生し、東北地方は壊滅的な打撃を受けた。毎朝新聞社会部記者の大嶽圭介は志願し現地取材に向かう。阪神・淡路大震災の際の“失敗”を克服するため、どうしても被災地に行きたかったのだ。被災地に入った大嶽を待っていたのは、ベテラン記者もが言葉を失うほどの惨状と、取材中に被災し行方不明になった新人記者の松本真希子を捜索してほしいという特命だった。過酷な取材を敢行しながら松本を捜す大嶽は、津波で亡くなった地元で尊敬を集める僧侶の素性が、13年前に放火殺人で指名手配を受けている凶悪犯だと知る…。最大の挑戦にして、最高到達点。心を撃ち抜く衝撃の社会派ミステリ誕生。
スクープとは?人として記事にできるのか?現状を伝えないといけないのか?
記者とは?上層部との葛藤!・・でも果たして震災がこの小説に必要だったのでしょうか?
現在読んでいる本 <”刑事の約束”>薬丸 岳(著)  


201冊目 ”自覚 隠蔽捜査5.5  ”今野 敏(著)        
“変人”キャリア官僚・竜崎の胸のすく活躍を、反目する野間崎管理官、“やさぐれ刑事”戸高、かつて恋した畠山美奈子、そして盟友・伊丹刑事部長ら個性豊かな面々を通して描く、会心の七篇。人気のキャラクターが勢揃いした満足度120%のスピンオフ!
さすがです・・竜崎署長!ずーっとファンです。この人の部下になりたい!
ほんとうに面白い短編集です。
現在読んでいる本 <”雨に泣いてる”>真山仁(著) 


やった~!祝200冊目 ”雨の狩人  ”大沢在昌(著)       
新宿のキャバクラで、不動産会社の社長が射殺された。捜査に当たった新宿署の刑事・佐江と警視庁捜査一課の谷神は、その事件の裏に日本最大の暴力団である高河連合の影があることを突き止める。高河連合最高幹部の延井は、全国の暴力団の存亡をも左右する一世一代の大勝負「Kプロジェクト」を立ちあげ、完全無欠の殺し屋を使い、邪魔者を排除しようとしていた。佐江、谷神と高河連合が、互いの矜持と命をかけた“戦争”を始めようとする中、プラムと名乗る一人の少女が現れる。進むことも退くこともできない暗闇の中にいた佐江は、絶望をたたえたプラムの瞳に、一縷の光を見出すが… 新宿のキャバクラで、不動産会社の社長が射殺された。捜査に当たった新宿署の刑事・佐江と警視庁捜査一課の谷神は、その事件の裏に日本最大の暴力団である高河連合の影があることを突き止める。高河連合最高幹部の延井は、全国の暴力団の存亡をも左右する一世一代の大勝負「Kプロジェクト」を立ちあげ、完全無欠の殺し屋を使い、邪魔者を排除しようとしていた。佐江、谷神と高河連合が、互いの矜持と命をかけた“戦争”を始めようとする中、プラムと名乗る一人の少女が現れる。進むことも退くこともできない暗闇の中にいた佐江は、絶望をたたえたプラムの瞳に、一縷の光を見出すが…
とにかく、この狩人シリーズは最高です-・お奨めします(^^♪
現在読んでいる本 <”自覚 隠蔽捜査5.5”>今野 敏(著) 


199冊目 ”群青のタンデム  ”長岡 弘樹(著)     
内容(「BOOK」データベースより)
警察学校での成績が同点で一位だった、戸柏耕史と陶山史香。彼らは卒配後も手柄を争い出世をしていくが―。なぜ二人は張り合い続けるのか?異色の連作短篇警察小説。
一冊で30年?定年までの戸柏耕史と陶山史香の話ですが・・しっかり一気に読まないと、話が見えてこない箇所がある?犯人を知っているにも係わらず見逃した?結末は非常に重い?なぜ?・・(-_-;)
現在読んでいる本 <”雨の狩人”>大沢在昌(著) 


198冊目 ”蟻の菜園  ” 柚月裕子(著)    
内容(「BOOK」データベースより)
婚活サイトを利用した連続不審死事件に関与したとして、殺人容疑がかかる円藤冬香。しかし冬香には完璧なアリバイがあり、共犯者の影も見当たらなかった。並外れた美貌をもつ冬香の人生と犯行動機に興味を抱いた週刊誌ライターの由美は、大手メディアを向こうに回して事件を追いはじめる。数奇な運命を辿る美女の過去を追って、由美は千葉・房総から福井・東尋坊へ。大藪賞作家が満を持して放つ、驚愕と慟哭の傑作サスペンス!
こんなクソ親がいるのか?そんな親に育てられた姉妹の物語
話は途中で見えてきてしまうが、ライター由美と新聞記者と刑事が事件の真相を追っていきます。最後は悲しい結末が・・・
現在読んでいる本 <”群青のタンデム”>長岡 弘樹(著) 


197冊目 ”本ボシ ” 曽根 圭介(著)

内容(「BOOK」データベースより)
河原で幼女の全裸死体が発見されて、初めて捜査本部に詰めることになった一杉研志。目撃情報から浮かび上がったのは、とかく噂の絶えない小学校教師。その不敵な容疑者が取調官の説得に落ちた瞬間、事件は解決した…。しかし2年後またもや起きた幼女殺害事件に、研志の過去までが甦る。
取調べ、冤罪、自白、違法捜査・・・考えさせられる本!
エンディングが賛否わかれそう?私はダメでしたね(-_-;)
しっかり結論出して欲しかった!内容は良いですよ!
現在読んでいる本 <”蟻の菜園”>柚月裕子(著) 


196冊目 ”マスカレード・イブ ” 東野圭吾(著)

内容(「BOOK」データベースより)
ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。一方、東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、一人の男に目をつけた。事件の夜、男は大阪にいたと主張するが、なぜかホテル名を言わない。殺人の疑いをかけられてでも守りたい秘密とは何なのか。お客さまの仮面を守り抜くのが彼女の仕事なら、犯人の仮面を暴くのが彼の職務。二人が出会う前の、それぞれの物語。「マスカレード」シリーズ第2弾。
仮面と覆面・・山岸さんは素晴らしい!新田と組んだ女慧管はなんだ?あんなキャラの人物は要らない(-_-;)
現在読んでいる本 <”本ボシ ”>曽根 圭介(著) 


195冊目 ”マスカレード・ホテル ” 東野圭吾(著)

内容(「BOOK」データベースより)
都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?いま幕が開く傑作新シリーズ。
完璧ホテルウーマンと潜入ホテルマン刑事が事件の謎をホテルのお客を通して解決していきます。一気読み出来ます(^^♪ホテルの仕事がいかに大変かがわかります。
TV化・映画化を狙った作品?
現在読んでいる本 <”マスカレード・イブ ”>東野圭吾(著) 


194冊目 ”帰らずの海 ” 馳 星周(著)

内容(「BOOK」データベースより)
辞令がなければ、函館に戻るつもりなどなかった。刑事田原稔は、正式な函館西署着任の前日、殺人事件発生の報を受ける。被害者は、かつて若い愛情をかわした女、水野恵美だった。反故にされた約束。忘れたことはない。忘れられるはずがない。田原の胸に「あの時」のことが蘇る…。この捜査に関わることは、二十年前に彼が故郷函館を捨てざるを得なかった、ある事情を追うことと同じこと。田原は黙々と捜査を続けていく…。交互に繰り返される「現在パート」と「過去パート」。“今”起こっている悲惨な事件を辿りつつ、「過去パート」に立ち返ると、稔と恵美―若い二人の幼い恋情が、より一層、胸を打つ―。北海道の港町を舞台に、かつて若かった者たちの激情が交錯する。傑作警察小説。

過去・現在を行ったりきたりですが、わかりやすく進んでいきます。
内容はありきたり?(すいません)ネタもばれてきますが・・
事件の真相よりも”本当の純愛?”を作者は描きたかった??
現在読んでいる本 <”マスカレードホテル ”>東野圭吾(著) 


193冊目 ”土漠の花 ”月村 了衛(著)
一年後?いや半年後にも現実として起こりうる事態ではないのでしょうか?
集団的自衛権はどうなる?民兵を前に何もしないで死んでいくのか?
仲間を守るため・・自己犠牲?とにかく・・一気に読めました(本当です)
情景、風景、温度・・すべてが映像で現れます。
映画化も検討して欲しいです。自衛隊ダイハード!!狙撃手:津久田!

内容(「BOOK」データベースより)
ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を剥く。最悪の状況のなか、仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか?なぜ救援が来ないのか?自衛官は人を殺せるのか?最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。男たちの絆と献身を描く超弩級エンターテインメント!

現在読んでいる本 <”帰らずの海 ”>馳 星周(著)



192冊目 ”しゃばけ ” 畠中 恵(著)

内容(「BOOK」データベースより)
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。

NEWSの手越祐也くんが数年前、TVで熱演していたの思い出しました。
家が「ビシっと鳴る」のは鳴家(やなり)という妖怪の仕業??
(我が家にも鳴家がいます(-_-;))
妖怪に助けられながら、自分の生い立ちを知り、妖怪になりそこなったものとの闘いに・・。

現在読んでいる本 <”土漠の花 ”>月村 了衛(著)


191冊目 ”出署せず ” 安東 能明(著) 
内容(「BOOK」データベースより)
柴崎令司警部は、今回も綾瀬署を離れることができなかった。その一方で、同世代のキャリア・坂元真紀が署長に着任。現場経験に乏しいコンビが誕生してしまった。職務にまつわる署内の不祥事、保護司による長男殺しの闇。そして、女性店員失踪事案の再捜査が、幾つもの運命を揺さぶりはじめる―。ミステリ×人間ドラマの興奮。日本推理作家協会賞受賞の名手が描く、警察小説集。
本庁に戻りたいが・・刑事でもないのに・・結構、事件を解決?
警察内部をえぐっています。


現在読んでいる本 <”しゃばけ ”>畠中 恵(著) 


190冊目 ”撃てない警官 ” 安東能明(著) 
内容(「BOOK」データベースより)
総監へのレクチャー中、部下の拳銃自殺を知った。柴崎令司は三十代ながら警部であり、警視庁総務部で係長を務めつつ、さらなる出世を望んでいた。だが不祥事の責任を負い、綾瀬署に左遷される。捜査経験のない彼の眼前に現れる様々な事件。泥にまみれながらも柴崎は本庁への復帰を虎視眈々と狙っていた。日本推理作家協会賞受賞作「随監」収録、あなたの胸を揺さぶる警察小説集。
7編からなる長編?です。事件は一話ずつ解決していきますが、続きます。
上司との関係に試行錯誤・・事務屋ながら事件を捜査して、成長する姿が良いです。

現在読んでいる本 <”出署せず ”>安東 能明(著) 


189冊目 ”特捜7 銃弾 ” 麻見和史(著)  
内容(「BOOK」データベースより)
ベテラン警官が殺害され拳銃が奪われた。続発する射殺事件と遺体損壊の謎を追い、特捜チームの岬怜司は、妙な特技を連発する所轄署の里中宏美とコンビを組む。緻密な推理から浮上する過去の迷宮入り事件、その闇に消えた男。二人が、封印された真実に迫った時、記憶の彼方から意外な姿で現れるのは何者か?ミステリーの魅力と、キャラクターの個性が融合した警察小説の醍醐味!
復讐!執念の復讐!・・分かる気もする・・小説の中だけではない世の中の理不尽な殺人・・被害者遺族の立場で復讐していいのなら・・
女性刑事の里中のキャラがいいね!警察小説も女性刑事が相棒が多い!
この里中・・どらえもん?のようにポケットから何でも出てきます(^^♪

現在読んでいる本 <”撃てない警官”>安東 能明(著) 


188冊目 ”時限 ” 鏑木 蓮(著) 
内容(「BOOK」データベースより)
枯山水を望む老舗呉服屋の別邸で、若い女性の首吊り死体が見つかった。京都府警五条署の片岡真子は、遺体の首筋に不可解な扼殺痕があると知り捜査を始める。遺留品と女性の過去から容疑者が絞られていく中、真子はある“時限”に挑まなければならなかった。女性刑事の情熱に絆されるカウントダウン・サスペンス。
これはTVドラマの原作になります(^^♪
まだまだ刑事としては未熟な真子刑事が成長していくさまを続編を読みたい(続編があるかどうかは分かりませんが)
生命について考えさせられます。

現在読んでいる本 <”特捜7 銃弾”>麻見和史(著) 


187冊目 ”憂いなき街 ” 佐々木 譲 (著)

内容(「BOOK」データベースより)
サッポロ・シティ・ジャズで賑わい始めた札幌。市内で起きた宝石商の強盗事件を追っていた機動捜査隊の津久井卓は、当番明けの夜に立ち寄ったバー「ブラックバード」にてピアニストの安西奈津美と出会う。彼女は、人気アルトサックス・プレーヤーの四方田純から声がかかり、シティ・ジャズに四方田純カルテットとしての出演を控えていた。ジャズの話をしながら急速に深まる津久井と奈津美の仲。しかし、奈津美には消したくても消せない過去があった・・・・・・。
一方で、中島公園近くの池で女性の死体が見つかり、捜査を進める津久井の中で、奈津美による犯行ではないかという疑惑が深まっていく。津久井は刑事課の佐伯宏一警部補らに助けを求め、裏捜査が始めるのだが――。
北海道警シリーズです。このシリーズはお勧めです(#^.^#)
津久井・佐伯・小島ら同僚たちが阿吽の呼吸で事件を解決していきます
いいです・・最高です!
ブラックバードの店名を聞くだけで以前の事件をおもいだします。
このシリーズはドラマ・映画にもなっています。
ぜひお読みください。

現在読んでいる本 <”時 限”> 鏑木 連(著)


186冊目 ”尾根を渡る風 駐在刑事 ”笹本 稜平 (著)

内容(「BOOK」データベースより)
警視庁捜査一課の敏腕刑事だった江波淳史は、取り調べ中に容疑者が自殺したことで青梅警察署水根駐在所所長へと左遷された。亡くなった女性への自責の念から、江波が望んだ異動でもあった。駐在所の仕事と暮らしにも馴れ、山歩きを趣味とする江波は徐々に自らを取り戻していく。ある日、御前山でペットの犬がいなくなったという連絡があり、山に入った江波の見つけたトラバサミが山梨で起きた殺人事件とつながっていく―。異色の「山岳+警察」小説!
5編からなる短編集ですが・・季節ごとに起こる事件?を地元の人たちの協力を得て解決していきます。心に染み渡る人情を感じます・・片意地張らずに読めます(*^_^*)気持ちが癒されますヨ。


現在読んでいる本 <”憂いなき街”> 佐々木 譲 (著) 


185冊目 ”百舌の叫ぶ夜” 逢坂 剛(著)

内容(「BOOK」データベースより)
能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事は…。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編。
TVを観てから読んだので、時系列がバラバラでも理解できましたが、本書だけで理解しようとすると大変かも?
TVの脚本・演出が素晴らしく・・TVのほうが悲惨な現状をするどく描いています。
ゾンビ?の新谷(しんがい) も映像のほうが良い!大杉も倉木もタバコ吸い過ぎでしたが・・(-_-;)よく映像化しました・・拍手!


現在読んでいる本 <”尾根を渡る風 駐在刑事”> 笹本 稜平 (著) 



184冊目 ”獄の棘(ひとやのとげ)  ” 大門剛明  (著)

内容(「BOOK」データベースより)
ギャンブル、脱獄、いじめ、偽装結婚―鉄条網に覆われた刑務所の内部では、外からは窺い知れない様々な事件が起こっている…。新米刑務官・武島良太が見た、塀の中の真実。横溝賞作家が放つ、傑作社会派ミステリー!
これが刑務官の実態?真実だろうか?犯罪者は更正できるのか?

現在読んでいる本 <”百舌の叫ぶ夜”> 逢坂 剛  (著) 


183冊目 ”夏(からい)雷 ” 大倉崇裕 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
ずぶの素人を北アルプスの峻峰に登らせる―。奇妙な依頼を受けた男に仕組まれた危険な罠!山を捨てた男の誇りと再生を賭けた闘いの行方は!?彼はなぜ槍ヶ岳を目指したのか?新たな歴史を刻む山岳ミステリーの傑作誕生。 
探偵を取り巻く下町の住人・同業者との確執をバックに・・・槍ヶ岳にどうしても登りたい依頼人を指導。なぜ?依頼人は槍ヶ岳を目差すのか?
事件展開は想像とおりでしたが・・ドンデン返し?ちょっと無理がある? 


182冊目 叛逆捜査オッドアイ 渡辺裕之(著)

内容(「BOOK」データベースより)
捜査一課の刑事・朝倉は、陸自の空挺団出身という変わり種。米軍との合同演習の負傷が元で退役し、警官となった。自衛官の首を切断する猟奇殺人事件に警務官が乗り込んできた。互いの矜持をかけて捜査をする男達に、米国海軍犯罪捜査局(NCIS)も絡んでくる。国家間の隠蔽工作が、事件を複雑に!そして、新たな事件が…書き下ろし警察小説。
申し訳ありませんが・・途中、間延びをしてしまって・・最後まで読む気がなくなりました(-_-;)なにがどうしたそして誰がどうやってどうなる?・・すみません。


181冊目  堂場瞬一(著)

内容(「BOOK」データベースより)
1968年、機動隊との衝突の最中、1人の高校生が命を落とした―。贖罪の刻、来たれり。「昭和」の罪が今、暴かれる。
時代が・・学生運動が・・体制が・・仕方が無かったのか?堂場さんの新境地と言うけれど・・すっきりしない終わり方?許せるのか?今、進行中の犯罪はいいのか?罪は?今後の人生は??と??が付く小説です。


180冊目 検証捜査 堂場瞬一(著)

内容(「BOOK」データベースより)
神谷警部補は、警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが、伊豆大島署に左遷中。彼に本庁刑事部長から神奈川県警に出頭命令が下る。その特命は、連続婦女暴行殺人事件の犯人を誤認逮捕した県警そのものを捜査することだった。本庁、大阪、福岡などから刑事が招集されチームを編成。検証を進めるうち、県警の杜撰な捜査ぶりが…。警察内部の攻防、真犯人追跡、息づまる死闘。神谷が暴く驚愕の真実!警察小説。
堂場ファンとしては、残念な一冊です。最後の最後に堂場作品って感じになったけど・・・。自分が左遷された事件の犯人はいったい誰だったの?真犯人は○○って、結構ベタな設定で・・。500ページを超える大作ですが・・(-_-;)


179冊目 署長刑事 指名手配 姉小路 祐(著)

内容(「BOOK」データベースより)
セレブ相手を謳って躍進するミナミの高級美容院の娘が、生徒会室で殺害される。指名手配されたのは、同校定時制の男子生徒だった。「殺したのは僕です」と自ら通報したあとも逃走を続ける少年の態度に疑問を拭えない古今堂航平は、刻一刻と身柄確保が迫る中、執念の捜査を開始する。書下ろし警察小説第三弾。
よくある内容です・・古今堂刑事ももう少し個性があってもいいかも?
皆が言っているような人情派刑事の感じもしないし・・
ん~って感じの小説でした。


178冊目 冤罪死刑  緒川怜(著)

内容(「BOOK」データベースより)
三年前に発生し、犯人逮捕で終結したはずの少女誘拐殺人事件。しかし、冤罪スクープを狙う通信社記者と、正義感に燃える女弁護士が事件を洗い直すと、意外な新事実が。死刑判決、小児性愛、ハニートラップ、偽証、老刑事の告白―。どんでん返しの連続の後、幾重にも張られた伏線が鮮やかに回収される、会心作!
ん~ドラマ化されたが見ていません(-_-;)以前はこのような小説を読むとゾクっとしていましたが、今はこのような犯罪が日常茶飯事・・困ったものです。
冒頭の死刑執行場面は衝撃でした。最近も冤罪が確定した死刑囚が話題になりましたが・・この小説の死刑囚は本当に冤罪なのか?記者と弁護士が事件を洗いなおしますが・・。ホントにこんな事が行われたら・・。果たして冤罪なのか?犯人なのか?